豚骨醤油味噌ラーメン

いろいろ書きます。

なにを書くのか?

 

 

「なにを書くのか?」というと、すごく壮大そうな話がはじまりそうだけど、そんなことはない。

今日も、私というかなり限られた視野から見える、非常に限られた話をします。

 

私は基本的に、「いままさに直面している、フレッシュな怒りについて」をインターネット上に書いて出すことはほぼない。

「ほぼ」とは、どれくらいの頻度かというと、直近一年で2度だ。

 つまり、私はかなり意識的にしか、インターネット上に感情を出さないので、回数を数えることができる。

 

なんども繰り返すようだけど、私は怒りを持つことは何も悪くないと思っている。

というか、怒りは尿意みたいなもので、自然に湧き上がることだから、「怒りが湧いてきた、だめだ」と思うのはもはや自然の理に反していると思う。

しかし、怒りを「表明するかどうか」は選ぶ。つまり、「怒っていること、なんでもかんでもいう」というわけではない。

 

その大きな理由としては、勘違いで怒りを表明することを避けるためだ。

「この怒りは、正当か、不当か」と、怒っていることそのものを疑うわけじゃない。私がいう勘違いとは、「事実誤認があるかないか」という意味だ。

あとは、「すごく長い目で見たとき」のことを考えて、「怒りを表明するか、しないか」を考える。

 

 

だからだろうか、私は、どうやら人によっては「不幸な目にあったことのない、順調に人生を歩んできた人間」に見えるらしい。

 

以前、私の書いたエッセイに、「あなたは幸せな人生を歩いてきたからそんなことが言えるんですよ。」というコメントがついたことがある。

 

そこには、私に対する批判的な意図が含まれていた。つまり、その人の言いたいことは、「お前は不幸な人間に対する想像力がまるでない」ということみたいだった。

 

私はそのひとのことを、なんとなく知っていた。私が作品を更新すると見にきて、たまにコメントをする人だった。

 

私は、「ただ幸福なだけで人生を乗り越えてきた人」なんてこの世界に一人もいないと考えているから、「全員がなんらかの不幸な目にあったことがある」という前提で考える。

だからそのコメントを読んで少し驚いた。

「この人は、この世界に、幸福なだけで歩んできた人間がいると思ってるのか。すごいな」と思った。

 

だから聞いてみた。「どうして私が、不幸な目にあったことがないと思ったんですか?」と。

 

すると彼女は、「文中にあなたが不幸な目にあったことが書いてありましたか?書いてあったならすみません」と返してきた。

 

私はそれで彼女と会話をする意思がなくなり、それ以上のレスをつけることはなかった。

 

不幸な目にあったことがあるなら、「不幸です」って書かなきゃだめか?

虐待にあったことがあるなら、「虐待にあいました」と表明しなきゃだめか?

 

たしかに私は、そういう話題をできるだけ書かないようにしている。書くことが悪いと言っているわけじゃない。ただ、「私」はそれを表現したくないだけだ。

 

書いてあることの文面をただべたっと読んで、「お前は幸せそうだな」と僻み根性丸出しのコメントをつけて、なんなんだこいつ、と思った。

 

その人は、ある界隈でけっこう人気者としてTwitterのタイムラインに流れてくる人だったから、私はその人と関係のありそうな人を全員ミュートにした。 

別にわざわざ嫌な気持ちになる必要もない。

 

と思っていたら、つい先日、想像もしなかった場所からその人が「こんなに人生の傷について思慮深く、優しく配慮できる人はいない」という触れ込みで紹介されているのがタイムラインに流れてきて、白目をむいて倒れそうになった。

たしかに、「自分の」傷についてはえらく丁寧に描写する人ですもんね、と思った。 

 

改めてミュートのリストを更新し、「もうこのことについて考えるのはやめよう」と思ったけれど、あのコメントのやりとりをした時の気持ちがぶり返してきて、供養のためにこの文章を書いている。

 

まぁ、たしかに私、書いてないからね。

書いてないし、センター試験の国語なら、「書いてないことを拡大して想像する」のはアウトだもんね、でも、これ、国語の試験じゃないからね。

人生だよ。

 

ということを、この間クラブハウスで他に観客がいないことをいいことに、話し相手の方にだーっとしゃべってしまった。

その他にも、「これまでネットで嫌だったこと」をどんどんと喋りながら、「私が抑圧した結果、この人に愚痴を聞かせることになっている」とめちゃくちゃ反省した。

 

というわけで、抑圧しすぎるのもよくないな、と反省した。

 

その反省の意味を込めて、今日は実験的に「インターネットで嫌だったこと」を書いてみることにした。

 

これを読んで気分を悪くしてしまったらすみません。調節が難しいな。